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クラムジー=成長期特有の伸び悩み 9~12歳ぐらいの、何でも即座に習得可能な特別な時期の事をゴールデンエージというが、神経系の発達が著しいこの前の時期(5~8歳ぐらい、プレゴールデンエージ)に遊びの中などで神経回路に刺激を与え、例えばけがをしない転び方やバランスの立て直し方などを習得させて、体を動かすのが楽しいという状態を作り出す。ゴールデンエージでは、ボールを持って何が出来るかを伸ばし、無意識にプレー出来るよう技術を上げることが大切だ。 さて、厄介なのがこの後の時期(ポストゴールデンエージ)。13~16歳ごろで、体が急激に成長するため、バランスが悪くなり、転びやすいなどの弊害が出てくる。技術を習得するのには不利なこの時期のことを、特に「クラムジー」(不器用な、ぎこちない)と呼んでいる。 ある選手事ですが中学入学(1メートル53)から3年間で20センチ(高校卒業まででは30センチ)、身長が伸びたが、そのせいで中学生のころは、あまり試合に出られなかった。第1回のクラブジュニアユース決勝にも出場出来ず、当時の監督に、「ユースではなく高校のサッカー部へ行ったら」と言われたことも。 その後結局ユースへ進み、成長も安定した高校2、3年のころにはトップチームの練習にも参加出来るようになったが、もしあの時、「だめだな」と言われたら、トップに上がれず、プロにもなれなかったかも知れない。 指導者は、クラムジーを理解しないと、その選手達の将来をつぶしてしまうこともある。
by omutasc
| 2008-06-26 08:13
| nosimのささやき
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